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イタリアの平和の祈りツアーから帰国しました。
イタリアは、雨模様でしたが、行く先々で、大雨がその土地を浄化し、
私たちが着く頃には晴れるパターンが続きました。
どこの街でも雨が清めてくれた後に、私たちが到着したのです。
龍神様も一緒に来てくれているのだなと嬉しい気持ちになりました。
念願のワイナリーでのワインもいただき、
心を込めて作ってくれるオーガニックなお食事を堪能し、
そして、いよいよアッシジに入りました。
私はアッシジを訪ねるのが10回目になります。
聖フランチェスコ大聖堂の中庭に水琴を設定して13周年を迎えました。
その中庭は、いつからか「日本の泉」と呼ばれるようになりました。
もともと「死者の庭園」だったところです。
私がその場所を選択するとき、
フランチェスコと1時間あまり会話をしました。
それは、フランチェスコ像のことです。
「ここに水琴の音が響いても大丈夫ですか?」
「その音を聞きたいですか?」
フランチェスコは、美しい音を楽しんで聴いているように見えました。
「わかりました。この場所に設置させていただきます」
そして、「中庭を希望します」と院長に伝えました。
院長は、「外の方が観光客がたくさん来るから宣伝になりますよ」
とアドバイスくださいました。
私はそんなことよりも、音が響く事を優先しました。
本当に世界平和に貢献できると思ったからです。
そして中庭に設置することが決まりました。
あれから13年の年月が立ち、水琴も場に馴染んできました。
そこはあたかも水琴を設置するために作られたかのように、、、
「その時」が始まったようです。
日本は、世界から愛されています。